ねんねんころりよ おころりよ。
ぼうやはよい子だ ねんねしな。
ぼうやのお守りは どこへ行った。
あの山こえて 里へ行った。
里のみやげに 何もろうた。
でんでん太鼓に 笙の笛。
[???]
あぁ、坊や……私の愛しい坊や。
[???]
――あなたのお名前は?
/input
[???]
(player)... ... あぁ、(player)。
[???]
どうか、どうか許しておくれ。
[???]
……あなたを一人残しゆく、
[???]
この母を。
#掛け合い1
#動画(声付き)
ねんねんころりよ おころりよ。
ぼうやはよい子だ ねんねしな。
ぼうやのお守りは どこへ行った。
あの山こえて 里へ行った。
里のみやげに 何もろうた。
でんでん太鼓に 笙の笛。
[???]
……眠ったわね。
[???]
あぁ、坊や……私の坊や。
[???]
――私の愛しい……
[???]
……
/input
[???]
(player)... ... あぁ、(player)。
[???]
どうか、どうか許しておくれ。
[???]
……あなたを一人残しゆく、
[???]
この、母を。
#掛け合い2
#プロローグムービー
#掛け合い3
[ト書き中]
――くん……!
[ト書き中]
ある……じ……く……
[???]
主(あるじ)くん……!
[???]
どーしたんですか、ぼーっとしちゃって。
こんな大事な日に。
[???]
あれ、もしかして緊張してるんですか?
あはは、まあ無理もありませんね。
[???]
いよいよ主(あるじ)くんも、
正式な陰陽師の一員となるわけで……
[???]
安心して下さい。
今日だけはあなたのことをからかわず――
[???]
この僕、式姫緋桐(ひぎり)が
ちゃんと補佐してあげますから!
#キャラ説明
★緋桐(仮
幼い頃から共に居る式姫。
主人公にとって姉のような存在。
[緋桐]
いいですか。呼ばれたら返事をして部屋へ入り、
自分の名を記すんですよ。
[緋桐]
その後は説明を受けて正当な――
[ト書き中]
「――次の者、入れ!」
[緋桐]
お、呼ばれましたね。
それでは行ってらっしゃい!
/effect frontfadein
/effect frontfadeout
[???]
……(player)。
[???]
そうか、今日からお前も正式な団員だったな……
時の流れは早いものだ。
[???]
あのか弱き幼子がこうして一人前になったこと、
お前の育ての親として誇りに思うぞ。
[???]
緋桐も口には出さないが、
お前の今日の門出を喜んでいるようだ。
[???]
お前の腕にあるそのアザも、
随分小さくなったな……
[???]
――うんうん。
[???]
昔は他の子ども達にアザをからかわれて
泣きながら帰ってきたり――
[???]
妖がいたら誰よりも早く逃げ出すような
臆病な子だったんですが……
[???]
緋桐……今は(player)と私以外
ここに入ってはいけないのだぞ。
#キャラ説明
★アカザ(仮
陰陽集団『坤の衆(こんのしゅう)』の長。
主人公の育ての親でもある。
[緋桐]
ごめんなさい、アカザ
つい気になってしまって……
[アカザ]
……まったく。(player)のことになると、
分別が無くなるのは昔から変わらんな。
[アカザ]
まあ、気持ちは分からんではないが……
さて、気を取り直して――
[アカザ]
では、嫌になるほど聞いていると思うが、
決まりだからな。もう一度聞いてもらうぞ。
[アカザ]
お前も知っての通り、
我々『坤の衆(こんのしゅう)』……
[アカザ]
少なくとも、
その前身が発足したのがおよそ十五年程前の事だ。
#立ち絵消す
#<プロローグムービーからの流用スチル1>
[アカザ]
――十五年前……。 月が隠れ、
数多の星が降り注いだあの日……
#<プロローグムービーからの流用スチル2>
[緋桐]
突如として幽世(かくりよ)と現世(うつしよ)の境が消え、瞬く間に人の世に妖が溢れました。
[アカザ]
うむ。あれを、我々は
『大禍刻(おおまがどき)』と呼んでいるな。
[アカザ]
赤子だったおまえを連れ、逃げ延びた私達は
この地まで追い詰められたわけだが……
[緋桐]
この果ての地で、生き残った陰陽師達と
妖に対抗する組織を立ち上げたわけです。
#<プロローグムービーからの流用スチル3>
[アカザ]
十五年前のあの日から、妖達は瘴気を放ち、
国々を厚い瘴壁で切り分けてしまったが……
[アカザ]
それさえも取り払い、この日ノ本全てを
太平の世に復帰させる大望を分かち合う者達――
#3D掛け合いに復帰
[アカザ]
――それこそが、我々『坤の衆』というわけだ。
[緋桐]
今は単なる妖相手の自警団になってますけどね。
[アカザ]
……ごほん。
まぁ、硬い話はこのくらいにして本題に入ろう。
[アカザ]
実質自警団と言えど、やることは変わらん。
[緋桐]
僕達は国を脅かす妖を討ち、
民を守ることが任務です。
[緋桐]
最近はますます瘴壁が広がり、
妖の数が増して人間の領域は狭まっています……
[アカザ]
ああ……だが、恐れることはない。
お前はもう立派な陰陽師なのだ。
[アカザ]
もしも不測の事態に陥り、
私がそばにいなくとも――
[アカザ]
お前に授けた、この緋桐が導いてくれるあろう。
[緋桐]
どーんとお任せあれ!
困った時は存分に頼っちゃっていいですからね!
[アカザ]
さあ、初任務の前に餞別としてこの型紙を贈ろう。
共に戦う式姫を、それで召喚してみるといい。
#<基本討伐隊召喚>
[アカザ]
――上手く召喚できたようだな。
それでは最初の任務を――
/effect shake
[緋桐]
なんだこれは……!?
[報告員]
――申し上げます……!
[報告員]
麓の村に妖の群れが押し寄せ、
襲撃を受けているとの報告が……!
[アカザ]
群れ!? どういうことだ!
[報告員]
瘴気の壁に、穴が開いており、
そこから妖が多数侵入しているようです!
[緋桐]
あの厚い壁に穴が空くなんて……
[報告員]
村の者は皆混乱しており、
情報も錯綜しています……!"
[報告員]
中には白銀の龍を見たなどと言う者も……
[アカザ]
龍……だと!?
[緋桐]
それともう一つ……
その村で、例の大妖が目撃されました……
[緋桐]
例の大妖ってまさか……
[アカザ]
あの【大名】などと自称している妖か……!
こんな時に……!
#緋桐のみ表示(位置1)
[緋桐]
主くんも耳にしたことがあるでしょう。
[緋桐]
この辺りの地を縄張りとし、
人里を徐々に浸食しているガシャドクロの話を……
#全員消す
[アカザ]
龍だの、壁の穴だの、
情報が定かでない以上――
[アカザ]
私がこの目で確かめるほかあるまい!
[アカザ]
(player)も共に来い!
異例ではあるが、これがお前の初任務だ。
#「2.覚悟のはじめ」 へ
/effect frontfadein
/effect frontfadeout
[緋桐]
――火の手がかなり広まっています……!
[アカザ]
くっ……!
間に合わなかったか……!
[アカザ]
とにかく今は、目の前にいる妖を討たねばならない。
[アカザ]
私はガシャドクロを探す。
(player)は他の小妖どもの討伐を頼む。
/effect frontfadein
/effect frontfadeout
[緋桐]
とんだ初任務になってしまいましたが、
小妖を討伐していきますよ!
[緋桐]
おやおやぁ、主くん顔が強張ってますよ?
[緋桐]
あはは、安心して下さい。
今日はちゃんと僕が教えてあげますから!
[緋桐]
向こうの方に黒い靄(もや)があるのが見えますか?
あれは瘴気に包まれた妖の集団なんです。
[緋桐]
大妖以外の妖は、
自分達の出す瘴気に包まれてしまいます。
[緋桐]
実際に接触してみるまで何の妖か分かりません。
[緋桐]
それを、僕達は【朧(おぼろ)】と呼んでいます。
#<SE:妖の声>
[緋桐]
向こうはやる気満々のようですね!
早速朧に接触して妖を討伐しましょう!
#掛け合い4
[緋桐]
――戦闘では、僕達式姫が自分の意思で行動します。
[緋桐]
小妖相手なら、完全に任せてもらって大丈夫です!
[緋桐]
さあ、はりきっていきますよー!
#掛け合い5
[緋桐]
――こんなもんでしょうか。
我ながら素早く討伐できました!
[緋桐]
主くんも余裕のようでしたね。
さすが、一人前は違うなー!
[緋桐]
……!
[緋桐]
あそこに誰か倒れています……!
#掛け合い6
[緋桐]
――大丈夫ですか?
しっかりしてください!
[???]
…………
[緋桐]
……よかった。気を失っていますが、
ひとまず大きな怪我はないみたいです。
[緋桐]
でも……この娘、どこの子でしょう?
村の娘じゃないようですけど……
[緋桐]
ん? 首の後ろにアザが――
#<澪のアザスチル>
[緋桐]
……!
[緋桐]
これは……主くんと同じ……
[???]
うっ……
[緋桐]
気が付きましたか?
もう大丈夫ですよ。
[緋桐]
お名前、わかりますか?
[???]
な……まえ……?
わたし……
[???]
なまえ……わたしの……なま……え?
#[緋桐]
#混乱しているみたいです……!
#仕方ありません……この娘も連れて行きましょう。
#[緋桐]
#すぐにでも大妖と戦っているアカザと
#合流したいところですが……
#[緋桐]
#報告員も全員退避させた為、
#彼女の現在地は不明です……
[緋桐]
混乱しているみたいですね……
どうしましょう? 主くん。
[緋桐]
この娘も避難させないといけませんし、
ひとまず――
[???]
……来る。
[緋桐]
え……?
[緋桐]
……来るよ。
#<ボス登場演出>
#掛け合い7
[ガシャドクロ]
――――弱い……弱いのぅアカザ……!
随分とひ弱になった。
[アカザ]
ぐっ……
[緋桐]
アカザ……!
[緋桐]
酷い怪我……
すぐに治療しなくては……!
[アカザ]
……すまない。
あいつの力は粗方削れたが――
[アカザ]
ここ数年で……更に力をつけたらしい。
やはり一筋縄ではいかなかった……
[???]
…………
[アカザ]
その娘は……?
[ガシャドクロ]
――この気配……!
[ガシャドクロ]
間違いない、
我が領地を破り、掟を犯す愚か者の気配じゃ……!
[伊東義祐]
ここがわし、【大名:伊東 義祐(いとう よしすけ)】の領地と知っての狼藉か……!
[鍋島直茂]
ここがわし、【大名:鍋島 直茂(なべしま なおしげ)】の領地と知っての狼藉か……!
[アカザ]
ふ……ガイコツの親玉風情が、
随分と大層な名を名乗りおる。
[ガシャドクロ]
貴様……!
上様から下賜されたこの名を侮辱するか……!
/effect shake
[アカザ]
うっ……
[緋桐]
アカザ……!
[ガシャドクロ]
許さぬ……許さぬぞ……!
[緋桐]
主くん……!
今あいつを討てるのは君しかいません!
[緋桐]
初任務で大妖相手など、例外中の例外ですが……
[緋桐]
ガシャドクロも
アカザから大きく力を削られています。
[緋桐]
今なら倒せるかもしれません……!
[緋桐]
覚悟を決めてください。
行きますよ……!
#掛け合い8
[
[緋桐]
わ……! た、大変ですよ主くん!
[緋桐]
自分でけしかけといてなんですが、
相当強力な妖です!
[緋桐]
こういう強力な妖相手は、
式姫達の自主性だけでは対抗できません。
[緋桐]
主くんの補佐も加えて、
奥義を放って対抗します!
#ポップアップ解説画像
[緋桐]
式姫達が戦闘を続けると、
右下の奥義ポイントが貯まります。
[緋桐]
貯まりきると式姫達のアイコンも光り出し、
奥義を放つ事が出来るようになります。
[緋桐]
奥義を放ちたい式姫を選択し、
奥義をタップして発動しちゃって下さい!
[緋桐]
奥義は式姫と陰陽師の連携技なので、
主くんのサポートが無いと発動できませんからね!
#「3.旅立ち」 へ
#掛け合い9
#<瘴気がはれるムービー>
[緋桐]
……!
[???]
…………
[緋桐]
見て下さい……!
瘴壁が……消えていきます……!
[緋桐]
一体何が起こったのでしょう……?
[アカザ]
――大崩壊以来……
晴れることのなかった瘴壁が……
[緋桐]
アカザ……!
気が付いたんですね。
[アカザ]
そうか……ガシャドクロは……
(player)が討ったのだな。
[アカザ]
あいつは私の因縁の相手……
よくぞ倒してくれた――
[アカザ]
ゴホッ……!
[緋桐]
アカザ……!
[緋桐]
今は怪我の治療が優先です!
本拠地へ戻りましょう。
/effect frontfadein
/effect frontfadeout
[アカザ]
――心配をかけたな。
もう大丈夫だ。
[緋桐]
まだ傷は塞がっていないのですから、
無理は禁物ですよ。
[アカザ]
すまないな。
[アカザ]
それよりも、障壁のことだ。
[緋桐]
はい。ガシャドクロを討った直後、
この地域を囲う瘴壁が晴れました。
[緋桐]
何か因果関係があるのでしょうか……?
[アカザ]
ああ。現世がこうなって以来――
[アカザ]
地に蔓延る妖を討っても、
瘴気を祓っても、瘴壁がなくなることはなかった。
[アカザ]
だが、その答えが今日ようやくわかったのだ。
[アカザ]
その地域を支配する大妖……
[アカザ]
おそらく、【大名】を名乗る妖を討てば、
瘴気の壁が晴れるのだ……
[緋桐]
大禍刻(おおまがどき)から十五年……
やっと人の世を取り戻す方法が解明したんですね。
#<扉を開けて入ってくる音>
[???]
……。
[アカザ]
澪(みお)か。
一人蚊帳の外にして悪かったな。
[澪]
み……お……?
[アカザ]
ああ。名がないと不便だからな。
私が名付けたのだ。どうだ?"
[澪]
……うん……
[アカザ]
調子はどうだ……?
何か思い出せたか?
[澪]
……ううん……なんにも……
[緋桐]
やはり村の娘ではないようなんです……
でも瘴壁がある中、一体どこから来たのか……
[緋桐]
それに、背中のアザ……
[アカザ]
ああ。
(player)の腕の印と同じものだ。
[アカザ]
…………
[アカザ]
(player)……
お前にもその印の意味を教えなければならないな。
[緋桐]
アカザ、それは――
[アカザ]
いいんだ。
本当はもっと早くに話すべきであった。
[アカザ]
お前の本当の両親は、
大禍刻で亡くなったと言っていたが……
[アカザ]
それは正確な情報ではない。
[アカザ]
……かつてないほどの妖が空を覆った日――
[アカザ]
お二人は我々を逃がすために人柱となり
結界を張った……
[アカザ]
(player)、お前は……
[アカザ]
古来より続く、陰陽師一族、
陽胡(やこ)家の嫡子なのだ。
[緋桐]
主くんの腕にあるその印は、
陽胡家に伝わる「加護の印」……
[緋桐]
……アカザと僕は、
君の母上に仕える者でした。
[アカザ]
大禍刻が起き、
人の世を守護していた陽胡一族は――
[アカザ]
攻め入ってきた妖と昼夜問わず戦うことになった。
[緋桐]
僕の姉達も、共に出陣しました。
[緋桐]
そして……
多くの陰陽師が討ち死にし、大地が焼けた……
[アカザ]
私も緋桐も多くの仲間を失った。
[アカザ]
それを見て、陽胡様は悟ったのだろう……
いずれ人の世が終焉を迎えることになると。
[緋桐]
…………
[アカザ]
お前を託された私達は、
なんとか落ち延び、この地へたどり着いた。
[緋桐]
その後障壁によって完全に分断され、
陽胡家がどうなったのかは不明です……
[緋桐]
恐らく滅びたものだと……
誰もが思っていたました……
[アカザ]
だがお前と同じアザ……
「加護の印」を持った澪が現れた……
[アカザ]
その加護の術はお前の母上にしかできぬものだ。
[澪]
…………
[アカザ]
アザの大きさからして、
恐らく印がついてから一年も経っていないだろう。
[緋桐]
「加護の印」は時が経つにつれて効力が弱まり、
アザも小さくなるんです。
[アカザ]
つまり……お前の家族が、
今も生きているかもしれないという証……
[アカザ]
困惑するのも無理ない。
今日一日で、二つの真実が判明したのだからな。
[緋桐]
大妖を討てば、瘴壁が消滅すること。
そして……家族が生きているかもしれないこと……
[アカザ]
……。ふ、(player)。
お前が考えている事は手に取るようにわかる。
[アカザ]
両親を探しに行きたいのだろう……?
[緋桐]
…………
[アカザ]
いつかこんな日が来るかもしれないと、
覚悟していたつもりだったが……
[アカザ]
ようやく一人前になった我が子のようなお前を、
瘴気の覆う未知の世界に送り出すのは――
[アカザ]
なかなか勇気がいるものだな。
[緋桐]
アカザ……
[アカザ]
だが、私は止めることは出来ない。
止めてはいけないと思っている。
[アカザ]
私も覚悟を決め、お前に命じよう。
[アカザ]
……(player)よ――
[アカザ]
大妖を討ち、瘴壁を消して人の世を取り戻せ。
[アカザ]
そして……家族を見つけるのだ。
[アカザ]
緋桐、お前は(player)を補佐し、
世の理を教えてあげてくれ。
[緋桐]
はい!
もちろん、しっかり面倒見ますよ!
[澪]
主くん一人だと、三日持つかどうか……
気が気じゃありませんからねー。
[澪]
………私も……行く……。
[アカザ]
ふむ、澪もか。
[アカザ]
緋桐から聞いたが、
お前はものの気配を読めるらしいな。
[アカザ]
瘴壁の外の現状は、私達も定かではない。
その力で(player)を導いてほしい。
[緋桐]
もしかすると旅路の中で、
澪さんの記憶も戻るかもしれませんしね。
[アカザ]
うむ。新たなる旅路の役者は揃った。
皆存分に力を振るうのだ。
[アカザ]
さあ、旅立つがいい。
/effect frontfadein
[緋桐]
いやー、まさか坤の衆が
本来の活動をする日が来るとは……
[緋桐]
それも主くんがその役を担う事になるなんて……
[緋桐]
感慨深いやら寂しいやら。
……時の流れとは不思議なものです。
/effect frontfadeout
[緋桐]
さて! 本格的な旅立ちの前に
ちょっと旅支度を整えましょうか!
[緋桐]
まずは戦力を補強しましょう。
アカザから、餞別に幾らか型紙を貰っています。
[緋桐]
画面の召喚ボタンを選択し、
新しい式姫達を迎えて下さい。
#掛け合い10
[緋桐]
召喚は出来ましたか?
[緋桐]
おぉ、良いですねー!
旅は道連れ、仲間は多いに越したことはありません。
[緋桐]
これでバッチリ準備が整いました!
後は旅立つだけです!
[緋桐]
旅立つ前に、
仲間にした式姫達を編成に加えましょう。
[緋桐]
仲間にしただけでは宝の持ち腐れですからね。
[緋桐]
では、いざ旅立たん!
#桜の国1−1
//掛け合い1
[緋桐]
「おー! ここが『海辺ノ国』ですか。
名前の通り、海が広がってますね。」
[澪]
「おおきな……みず、すな、……からい、かぜ。
……ふしぎ。」
[緋桐]
「澪さん。海ははじめてですか?」
[澪]
「(コクリ……)」
[緋桐]
「そうなんですね。僕も随分久しぶりです。
坤ノ国には海がありませんでしたからね。」
[緋桐]
「せっかくですから、主くん。
少し散策してみますか。」
//掛け合い2
[ト書き中]
「ほうれ、ほれ」
「ど、どうかごかんべんを……」
[緋桐]
「あれ? 浜の方から声が……」
[澪]
「あっち……妖と、人の気配。」
[緋桐]
「行ってみましょう!」
//掛け合い3
[亀A]
「ぎゃーはっは! ゆかいゆかい。」
[亀B]
「やはり人間を虐げるのはたまらんのう!」
[村人]
「お助け下さい……! どうかお許しを……!」
[亀A]
「許すわけがなかろう。」
#立ち絵全消し
[緋桐]
「た、大変です主くん!
人が、亀……の妖に襲われています!」
[澪]
「……助け、る……!」
[亀A]
「あん? なんだお前ら、どこの村のやつらだ?」
[亀B]
「勝手に村から出るとは……
これはお仕置きが必要じゃな。」
//掛け合い4
[亀A]
「こ、こいつら……式姫を連れてるぞ!
村の人間じゃな――」
[亀B]
「……無念……」
//立ち絵全消し
[緋桐]
「倒しましたか。随分偉そうな妖でしたね。」
[澪]
「……かめかめ。」
[村人]
「あ、あぁ……」
[緋桐]
「怪我はありませんか? もう大丈夫ですよ。」
[村人]
「な、なんて事を……
亀を倒してしまうなんて……」
[村人]
「オラが我慢すれば良かったのに。
終わりだ……この村は終わりだ……!」
//村人消す(走り去るSE)
[緋桐]
「え、あ、ちょっと!」
[澪]
「……だっと、の、ごとく。」
[緋桐]
「せっかく助けたのに……どういう事なんでしょう?」
//クエストクリア
//掛け合い1
[澪]
「うみ……すな、なみ……」
[ト書き中]
「――パシャパシャッ!」
//SE:海辺で水を弾く音
[緋桐]
「ふふ、澪さん楽しそう。」
[緋桐]
「……主くん、先程の出来事。どう思います?」
[緋桐]
「まるで『妖から助けちゃいけなかった』みたいな反応でしたよね?」
[緋桐]
「ここはひとつ、慎重に……」
[ト書き中]
「――ケェーッ!
不届き者が現れた浜ってのはここケン!?」
//揺れ
[緋桐]
「な、何事です!?」
//掛け合い2
[???]
「ケーン、ケンケンケンッ! お前らケン!?
ボクの可愛い部下達を虐めた人間は!」
[澪]
「……とり……? かめ……?」
[緋桐]
「澪さん下がって!」
[???]
「こ、この小娘! 自分もどっちか分からんような存在の癖に、このボク……」
[小早川秀秋]
「海辺ノ国、【妖大名:小早川秀秋】様に対して言うてはならん事を……!」
[緋桐]
「妖大名ですって……!?」
[小早川秀秋]
「ケェーッ! ものども、やるケン!」
[亀A]
「は!」
[亀B]
「海の藻屑にしてやる!」
//掛け合い3
[小早川秀秋]
「こ、コイツ……陰陽師か……!
強すぎる……ケン。」
[緋桐]
「こんなに簡単に大名が討てるなんて……」
[緋桐]
「これで本当に瘴壁が消滅するんでしょうか?」
[小早川秀秋]
「け、けけけけ、ケーン!」
//SE:打撃音
[亀A]
「ぬお!」
[緋桐]
「きゃっ!?」
[小早川秀秋]
「か、か、かか、代わりに囮になるケーンッ!
その間にボクは逃げるケン!」
[亀A]
「そんな、殺生な――」
[亀A]
「――ぐわっ!?」
[緋桐]
「待ちなさい!」
[小早川秀秋]
「逃げるが勝ちケーンッ!」
//立ち絵全消し、フェイドイン・フェイドアウト
[緋桐]
「くっ……逃げられてしまいました。
折角、大名と遭遇したっていうのに……」
[緋桐]
「……でも、本当に大名だったんでしょうか?」
[ト書き中]
「――すごい……すごいです!
アマ、感動しました!」
[緋桐]
「え? 誰……?」
[ト書き中]
「こっちですー!」
//掛け合い4
[緋桐]
「あなたは……?」
[あまびえ]
「あまびえといいます!
好きなことわざは『犬も歩けば棒になる』です!」
//キャラディスクリプション
[緋桐]
「……棒になる?」
[あまびえ]
「えへへ、よろしくお願いします!」
[澪]
「……このこ、式姫。」
[あまびえ]
「そうなんです! アマ、式姫なんです!」
[あまびえ]
「いつ頃からか、
この国は亀達に支配されるようになって……」
[あまびえ]
「どうにか亀達を追い払おうと頑張ったんですが……
アマ一人では何度挑んでも敵わなくて……。」
[あまびえ]
「そしたら、この国の妖大名をやっつけてる人達がいるじゃないですか!」
[あまびえ]
「アマ、ほんとに感動しました!
それでそれで……」
[あまびえ]
「……皆さんにお願いがあります!」
[あまびえ]
「アマが隊長の――」
[あまびえ]
「『海辺ノ国解放戦線』に入隊して欲しいんです!」
[緋桐]
「かいほう……」
[澪]
「……せんせん?」
//クエストクリア
#掛け合い1
[緋桐]
「え!? その『解放戦線』とやらには
あまびえさん一人しかいないんですか?」
[あまびえ]
「そうなんです、アマ一人です!
アマ一人の海辺ノ国を解放する為の軍団です!」
[緋桐]
「一人なら軍団とは言わないかと……」
[あまびえ]
「本当は村の人達と協力できたらよかったのですが
皆さんを危険にさらすわけにもいかず……」
[澪]
「妖……おそろしい、もの……しかた、ない。」
[あまびえ]
「それでアマ一人で
どうしようかと思っていたら――」
[あまびえ]
「なんとこの国の【妖大名:小早川】を
退治している人達がいるじゃないですか!!」
[あまびえ]
「『渡りに笛』ってやつです!」
[澪]
「…………?」
[緋桐]
「それを言うなら『渡りに船』ですよ。」
[緋桐]
「……僕らも大名を倒すのが目的ですし、
協力者が必要でしたからちょうど良かったです。」
[緋桐]
「それで、今はどちらに向かってるんですか?」
[あまびえ]
「はい!
まずはこの国の現状を知ってもらうため村に……」
[あまびえ]
「……え? あれれ……?」
[緋桐]
「どうしました?」
[あまびえ]
「ない、無いんです!
アマの、アマの大事な笛が……!」
[あまびえ]
「あれがないと、
アマ、戦えないんです……!」
[あまびえ]
「ど、ど、どうしましょう……!?」
[緋桐]
「ちょっとあまびえさん、落ち着いて下さい。」
[あまびえ]
「うぅ……もうおしまいです……」
[緋桐]
「困りましたのね。主くん、どうしましょうか?」
[澪]
「……みお……分かる……と思う。」
[あまびえ]
「え? 本当ですか!?」
[澪]
「(コクリ……)」
[緋桐]
「なるほど。式姫であるあまびえさんの笛は、
多少なりとも巫力が込められている筈です。」
[緋桐]
「澪さんの力なら見つけられそうですね。」
[あまびえ]
「お願いします〜!」
//立ち絵全消し
[緋桐]
「やれやれ仕方ありませんね。
村に向かう前に失せ物探しといきましょうか。」
#掛け合い2
[ト書き中]
「――『歪な珊瑚礁』を手に入れた。」
[あまびえ]
「こ、これは違います……」
[緋桐]
「うーん……澪さんの力は
想いが込められた物ならなんでも反応しますから」
[あまびえ]
「アマの匂いだけを追えないでしょうか?」
[澪]
「……みお、犬じゃ……ない。」
[緋桐]
「気長にやっていくしかありませんね…‥。」
#掛け合い3
[ト書き中]
「――『黒光りする石』を手に入れた。」
[あまびえ]
「うぅ、また違います……」
[澪]
「……なんだか……気配……多い。」
[緋桐]
「海辺ですからね。
色んな想いが流れ着くんでしょう。」
[あまびえ]
「次をお願いします!」
#掛け合い4
[ト書き中]
「――『不思議な色の貝殻』を手に入れた。」
[あまびえ]
「これも笛じゃありません……」
[澪]
「……つかれ、た。」
[緋桐]
「澪さんもお疲れですし、
すぐに見つけるのは厳しいかもしれませんね……」
[あまびえ]
「そんな……どうしましょう……」
[澪]
「……大きな、気配……動いてる……!」
[緋桐]
「……大きな気配……?
それはまさか……」
[ト書き中]
「――拾うた拾うた。ええもん拾うた」
[緋桐]
「……この声は、妖?」
[澪]
「……想いと……妖……いっしょ。いる。」
[緋桐]
「妖が持ってるのかもしれません!
主くん、行きましょう!」
#掛け合い5
[妖]
「――拾うた拾うた。ええ笛、拾うた。」
[あまびえ]
「あぁ! アマの笛です!」
[妖]
「なんじゃ貴様ら! どこの村のもんじゃ!?」
[あまびえ]
「それはアマの笛なんです! 返して下さい……!」
[妖]
「む? 貴様、
最近うろちょろしとると噂の人魚の式姫か!」
[妖]
「ちょうどええ。
笛だけじゃ、ちと物足らんかったからのぉ……」
[妖]
「秀秋様にえぇ土産が出来たわ!」
[緋桐]
「主くん、行きますよ!」
#掛け合い6
[あまびえ]
「よ、良かった……取り返せました。」
[あまびえ]
「本当にありがとうございます!
アマ、とっても感謝です!」
[緋桐]
「よほど大切な物だったんですね。」
[澪]
「……よかった。」
[あまびえ]
「えへへ、大切な物でもあるんですが、
実はこの笛には凄い力があるんですよね。」
[緋桐]
「へぇ……どんな力ですか?」
[あまびえ]
「それはその時までお楽しみです!」
#クエストクリア
//掛け合い1
[あまびえ]
「笛も見つかりましたし、村への案内を――」
[緋桐]
「あまびえさん、待って下さい……!」
[澪]
「……妖……気配、たくさん。」
[ト書き中]
「何処じゃ、秀秋様に逆らう愚かものは!?」
「この辺りで見た連中がいるぞ!」
[あまびえ]
「あわ、あわわ!」
[緋桐]
「どうやら囲まれてしまったようですね。主くん。」
[澪]
「こっち……かず、少ない。」
[緋桐]
「一匹づつ倒して、この場を突破しましょう!」
//掛け合い2
[亀]
「まったく、やってられんな……」
[亀]
「御屋形様の為ならともかく……
なにゆえあの小僧の為に働かねばならぬのだ」
[亀]
「ひとつ甲羅干しでも――」
[緋桐]
「こんにちは♪」
[亀]
「に、人間!?」
[緋桐]
「いきますよ主くん!」
//掛け合い3
[緋桐]
「どうにか気づかれずに倒せましたね。」
[澪]
「妖……もう……ちょっと……」
[緋桐]
「あの妖を倒せば、抜けられそうです。」
[緋桐]
「もうひと頑張りしましょうか!」
//掛け合い4
[妖]
「全く……なにゆえ人間如きのために、我ら小早川軍団が動かねばならんのか。」
[妖]
「あのうつけの養子御にも困ったもんじゃ……」
[澪]
「……よう、し?」
[妖]
「やや! 人間……!
いや、この気配はむしろ……」
[緋桐]
「澪さん、急ぎ過ぎです!
主くん、行きますよ!」
//掛け合い5
[妖]
「ぅ……ぐぉおお。」
[緋桐]
「やりましたか!?」
[妖]
「このまま、滅びて、なるものか――」
[妖]
「――であえ! であえ!
例の者らはここにおるぞ!」
[あまびえ]
「えいっ!」
//SE:斬撃音
[妖]
「――くっ……」
//立ち絵消す
[ト書き中]
「今の声、どこからじゃ!?」
「こっちから聞こえたぞ!」
[緋桐]
「しまった……!
妖が集まって来てしまいました。」
[澪]
「まわり……たくさん、みち……なくなった。」
[緋桐]
「どうしましょう!
囲まれてしまいましたよ、主くん……!」
[あまびえ]
「ふふふ……
これは、ついにアマの出番ですね!」
[緋桐]
「……あまびえさん?」
[あまびえ]
「この笛の出番です!」
//笛(ポップアップ:あったら)
[緋桐]
「そういえば、その笛に何か力があるとか……。」
[あまびえ]
「そうです! まさに今こそ必要な力です!
いきますよー!」
//SE:笛の音(なんか間抜けな感じ)
[ト書き中]
「なんじゃ、この気が抜けたような音色は……」
「頭が、回る……」
[あまびえ]
「ふふふ、見ましたか!
これぞ、あまびえ秘技【忘賢の音】!」
[あまびえ]
「この音を聞いた者は思考力が鈍り、
一時的な心神喪失状態になります!」
[あまびえ]
「……何故かアマには効きませんが、
何ででしょう?」
[緋桐]
「あははは……主く〜ん……お花が見えますよ、お花。
……あ、こんな時間。おしめ代えましょうね〜。」
[澪]
「……あり、アリが、あるく……そらに、うかぶ……。
どーん、どーん……どかーん。かかさまが……。」
[あまびえ]
「あれれ? もしかして……
皆さんにも効いちゃいましたか!?」
[ト書き中]
「酒じゃぁ……酒の泉が虹を描いておる……」
「……巨大な亀が、大地を支えてる……」
[あまびえ]
「うーん……。ま、これだけ呆けてるなら、
堂々と歩いても大丈夫ですよね。」
[あまびえ]
「村はもうすぐです!
アマが皆さんの手を引いて連れていきますからね!」
[緋桐]
「……主くーん……もー、また……
いったい幾つまでおねしょしてるんですか〜?」
[澪]
「……わた、し……雲の子……大地の子。
岩と、いし、と……さけめからうまれた……。」
[あまびえ]
「はーい、はい。あんよがお上手ですー!」
//クエストクリア
#掛け合い1
[あまびえ]
「皆さん、お疲れ様です! 村に到着しましたよ!」
[緋桐]
「……」
[澪]
「……」
[緋桐]
「……なんだか、酷い悪夢を見ていたような……。」
[澪]
「セミに……なって、地面に……うまった。」
[緋桐]
「あれ……? 主くん、なんですか?
そんな睨んできて。」
[緋桐]
「ちょっと、やだ、止めて下さいよその目!」
[あまびえ]
「あはは、皆さん仲が深まったみたいですね!」
[あまびえ]
「アマは村長さんに挨拶してきますので、皆さんで村の人達からお話聞いてきて下さい。では!」
[緋桐]
「あ、ちょっと! もう……事態の収集を付けていってほしかったんですが。」
[緋桐]
「……だから主くん、その目止めて下さい。」
#掛け合い2
[村人:老爺]
「おお、あんたらかい?
アマちゃんが連れてきた他所の国の人ってのは?」
[緋桐]
「はい、隗ノ国(かいのくに)から来ました。」
[村人:老爺]
「ほぉ、大昔に聞いたことがある。
それは随分遠いところから来なすった。」
[村人:老爺]
「儂らはこの村から出ないから分からんが、
いつの間にか壁を抜けれるようになったんだのう。」
[緋桐]
「この国の大名妖について聞きたいんですが。」
[村人:老爺]
「あぁ……あんたら、
アマちゃんに何か言われたのかい?」
[村人:老爺]
「あの娘は良い子なんだが、
ちょっと夢見がちなところがあるからの。」
[緋桐]
「ですが……」
[村人:老爺]
「他所の国の事は分からんが、儂らは困っとらん。
気にしないでおいてくれ。」
#掛け合い3
[村人:おばちゃん]
「いらっしゃい、お客人。」
[村人:おばちゃん]
「この国は『海辺ノ国』と言ってねぇ。
見てのとおり、海だけが取り柄の素朴な国さ。」
[澪]
「妖……たくさん、だけど、みんな……ほのぼの。」
[村人:おばちゃん]
「そうさね。確かに私らの村は妖の支配下さ。」
[村人:おばちゃん]
「だけどねぇ、この国の妖大名【小早川秀秋】様はむやみに人間を殺すのを良しとしてないのさ。」
[村人:おばちゃん]
「大人しく降伏すれば、生かしてくれる。
だから、のんびりと言えばのんびりさね。」
[緋桐]
「そんな理性的な妖が居るんですか……信じられない。
」
[村人:おばちゃん]
「……理性的、とはちょっと言えないけどね。」
[澪]
「……?」
[村人:おばちゃん]
「いやいや、他所様には関係無い話だよ。
気にしないでおくれ。」
#掛け合い4
[村人:釣り人]
「おや、旅のお方かい?」
[村人:釣り人]
「どうだいこの国は?
いーい、釣り場がたくさんあるだろう?」
[澪]
「おさなか……たくさん。」
[村人:釣り人]
「はは、そうだろう、そうだろう。」
[緋桐]
「あの、この国の妖について聞きたいんですが。」
[村人:釣り人]
「この国の妖ねぇ……ま、海が近いからね。
亀みたいな奴が多い気がするね。」
[澪]
「かめ……」
[村人:釣り人]
「あとまぁ、これは妖共の噂話になるんだが。」
[村人:釣り人]
「なんでもこの国の【妖大名:小早川秀秋】は本当は亀じゃないらしい。」
[村人:釣り人]
「アンタ達は実際会ったんだろ? 亀みたいに甲羅に入っちゃいるが、ありゃぁ……」
[緋桐]
「あの、なんで妖の噂話をあなたが……?」
[緋桐]
「もしかして、この国の人と妖はそれほど仲が良いのですか?」
[澪]
「そう……は、みえない。」
[村人:釣り人]
「おっ……と、こりゃ。
ま、色々事情が有るんだわ。忘れてくれ。」
#掛け合い5
[村人:村男]
「アマちゃんから聞いてるよ。
君達が他所の国から来たという陰陽師の人達かい?」
[緋桐]
「はい。
この国の大名妖を討伐する為に来たのですが……」
[村人:村男]
「気持ちは嬉しいんだがね……。」
[村人:村男]
「さっきアマちゃんにも言ったが、私らは現状に満足している。」
[村人:村男]
「放っておいて欲しいんだ。
下手に妖達を刺激して、暮らしを壊したくない。」
[緋桐]
「そうですか……」
#立ち絵全消し
[緋桐]
「どうしましょう、主くん?」
[緋桐]
「『主くんの家族に会いに行く』という目的を果たすには、どうしても大名妖を倒さないといけません。」
[緋桐]
「そうすることで、
次の国への瘴壁が開きますから。」
[緋桐]
「でも、僕たちに人々の暮らしを壊す権利は……
ありません。」
[緋桐]
「どうしたら……」
#立ち絵全消し
[澪]
「くらし……まんぞく……ほんとう?」
[村人:村男]
「あぁ、本当だよお嬢ちゃん。」
[澪]
「でも……へん。」
[村人:村男]
「え?」
[澪]
「このむら……へん。足りない。」
[緋桐]
「ちょっと澪さん……。」
[澪]
「みらい……が。」
[村人:村男]
「……はは、なかなかするどいお嬢ちゃんだ。」
[村人:村男]
「だけどね、私らは満足するしかないんだよ。」
[澪]
「なん……で?」
[村人:村男]
「……みらいのため、さ。」
[澪]
「……?」
[村人:村男]
「ほら、もう行くと良い。
アマちゃんが呼んでる。」
#掛け合い6
[あまびえ]
「うー……」
[緋桐]
「あまびえさん……」
[あまびえ]
「やっぱり……ダメでした。」
[あまびえ]
「皆さんみたいな強い陰陽師の人達が来たら、
妖に立ち向かうようになると思ったのに」
[あまびえ]
「それでも……このままで良いって。」
[緋桐]
「その……村の人達も、
日々の暮らしがあるんですよ。」
[あまびえ]
「そんなんじゃないんです!
このままで……良いわけないんです!」
[あまびえ]
「このままじゃ――」
//SE:非常の鐘の音
[ト書き中]
「――来た、来たぞー!」
「小早川達が来たー!」
[緋桐]
「……!?
なんです、この鐘の音は?」
[あまびえ]
「――き、来た……
また、来ました……!」
//クエストクリア
//掛け合い1
//SE:非常の鐘の音
[妖]
「枯れ枝のような腕じゃ、すぐに折ってしまうぞ!」
[村人:老爺]
「うぅ……お、おやめ下され!」
[亀]
「亀ばかりが龍宮城へ運ぶのもおかしかろう」
[村人:おばちゃん]
「む、無理だよ! 潰れちまうよ!」
//全消し
[緋桐]
「なんですかこれは!?」
[澪]
「みんな、逃げ……ない。」
[緋桐]
「逃げるどころか、
家に居た人達まで表に出てきてますよ!」
[緋桐]
「あまびえさん、どういう事なんですか!?」
[あまびえ]
「だから、このままじゃいけないって言ったんです。」
[あまびえ]
「みんなを、助けなきゃ……!」
//全消し
[緋桐]
「あ、あまびえさん!」
[緋桐]
「……主くん。状況が読めませんが、
僕たちも助けに行きましょう。」
//掛け合い2
[緋桐]
「やめなさい!」
[妖]
「なんじゃお前……ん?
この不快でたまらん匂い、お前、式姫かぁ!?」
[緋桐]
「だったらなんだっていうんです!」
[妖]
「貴様らに我らの仲間がどれほど滅されたか、
許さぬ……許さぬぞぉ!」
//掛け合い3
[あまびえ]
「おじいさん!
大丈夫ですか……!?」
[村人:老爺]
「アマちゃん……助けてはダメじゃと言うたのに。」
[あまびえ]
「……でも、でもでも!」
[村人:老爺]
「…………優しい子じゃ。」
//全消し
[緋桐]
「……事情は後で考えましょうか、主くん。」
[澪]
「はやく……みんな、助ける。」
//掛け合い4
[亀A]
「もしもし かめよ かめさんよ〜
せかいのうちで おまえほど〜」
[亀B]
「あゆみの のろい ものはない〜……っとは。」
[亀A]
「なんと無礼な!」
[亀B]
「許せぬ!」
[亀A]
「――世界で一番のろいのは、お前らじゃ!」
[釣り人]
「お助けを……どうかごかんべんを……」
[あまびえ]
「止めてください!
田吾作さんの背から降りて……!」
[田吾作:釣り人]
「アマちゃん……!」
[亀B]
「誰かと思えば、役立たずの魚娘か?」
[亀A]
「じゃまするな!」
//掛け合い5
[あまびえ]
「田吾作さん……!」
[田吾作:釣り人]
「ダメだよアマちゃん……じっと耳を塞いで、目をつぶってるように言ったろう?」
[あまびえ]
「でも……でも、こんなのないです!
これで良いなんて……」
[あまびえ]
「これで、暮らしに満足なんて……
うそっぱちです。」
[田吾作:釣り人]
「仕方ないんだ。」
[緋桐]
「……何か、事情があるんですよね?」
[田吾作:釣り人]
「……」
[ト書き中]
「――ゆ、ゆるして……!」
「グヘ、グヘヘへっ!」
[緋桐]
「叫び声が!? 行きましょう!」
//掛け合い6
[妖]
「ぐへ、ぐへへへ……」
[村人:おばちゃん]
「お許し……お許しを……」
[緋桐]
「なんてことしてるんですか!」
[妖]
「あぁ? なんだお前……人間と、式姫かぁ?」
[妖]
「何って、当然の権利を行使してるのさ。」
[澪]
「とう……ぜん?」
[妖]
「そうさ! 人間どもはカメを虐めるのが好きだ!」
[妖]
「歌にも物語にもやけにカメを虐める話が出やがる!
うら、なんとか、なんてやつはその最たるもんだ!」
[妖]
「だから俺たちは、
こうして人間にお返ししてやってるのさ。」
[緋桐]
「なんて滅茶苦茶な理屈!
だいたい、あなたカメですらないでしょう!」
[妖]
「楽しけりゃ良いのさ、方便ってやつよ!」
[妖]
「それこそが、
我らが【妖大名:小早川秀秋】さまの願い!」
[澪]
「……ひどい」
[緋桐]
「許せません、行きますよ主くん!」
//掛け合い7
[村人:おばちゃん]
「……アマちゃん。来ちゃったのかい。」
[あまびえ]
「おばちゃん、どうしてです!?
どうして、ここまでされてみんな……」
[村人:おばちゃん]
「それは……アマちゃんには話しにくいね」
[あまびえ]
「そんな……!」
[ト書き中]
「――ケーン、ケンケンッ! 愉快だケンッ!」
[緋桐]
「この声は……」
[あまびえ]
「小早川……秀秋。」
//クエストクリア
//掛け合い1
[小早川秀秋]
「ケーン、ケンケン! ゆかいゆかい。
人間を虐めるのは楽しいケン!」
#立ち絵全消し
[緋桐]
「あれは……【妖大名:小早川秀秋】。」
[緋桐]
「主くん、妖大名さえ倒せば、
村の問題も何もかも解決するはずです。」
[緋桐]
「行きましょう!」
//掛け合い2
[小早川秀秋]
「ケーンッ!? 陰陽師!
村に隠れていたのかケン!?」
[緋桐]
「今度は逃しませんよ!」
[小早川秀秋]
「こ、こんな事もあろうかと……ケン」
[小早川秀秋]
「いのうえ、井上 春忠(いのうえ はるただ)ー!」
[井上 春忠]
「……養子殿にも困ったものよ。」
[小早川秀秋]
「養子殿……!? ボクは家督を継いだケン!
家老とはいえ、家臣がそのような物言いを――」
[井上 春忠]
「であれば、この程度は御自身でやって頂きたい」
[小早川秀秋]
「ケ、ケン……!」
[井上 春忠]
「ともあれ、主君の命令よ。
相手になって貰おうかの?」
//立ち絵全消し
[緋桐]
「……つよい……ちから……かんじる」
[緋桐]
「主くん、気を引き締めていきましょう!」
//掛け合い3
[小早川秀秋]
「そんな……いのうえが、やられたケン!」
[緋桐]
「ついに、年貢の収め時ですよ!」
[あまびえ]
「よくも……村の皆さんを!」
[小早川秀秋]
「待つケン! ボクにこんな事して。
村の子供がどうなっても良いケン!?」
[あまびえ]
「……え? それはどういう……」
[小早川秀秋]
「村の子供は人質として預かってるんだケン!」
[緋桐]
「そんなことを……!」
[小早川秀秋]
「ケ、ケーン……!」
//shake
[澪]
「あ……」
[緋桐]
「……逃げられてしまいました。」
[あまびえ]
「そんな……そんな事が……」
//クエストクリア
//掛け合い1
[あまびえ]
「そんな……子供達が皆、
人質に取られていたなんて」
[緋桐]
「そういえば、この村で子供を見かけませんでした」
//掛け合い2
[村人:おばちゃん]
「アマちゃん……気付いちゃったね」
[あまびえ]
「アマ、子供達はどこかに隠しているんだと……」
[村人:おばちゃん]
「ああ……アマちゃんには確かそう言っていたね」
[村人:おばちゃん]
「ごめんね」
[あまびえ]
「どうして……言ってくれたら……」
[村人:おばちゃん]
「言ったら……
アマちゃんは一人で助けに行ってしまうでしょう?」
[あまびえ]
「……」
[村人:おばちゃん]
「そんな危ないこと、アマちゃんにさせられないよ」
//掛け合い3
[村人]
「子供達が攫われた場所は、
小早川の居城である洞穴の奥らしい。」
[村人]
「当然、多くの妖共が待ち構えておる。」
[村人]
「死にに行くようなものだ。」
[あまびえ]
「でも、だから小早川に逆らえず、あんな……」
[村人]
「多少痛かったり苦しかったりするがの」
[村人]
「なんでもないさ……」
//掛け合い4
[村人]
「……分かってくれたかね、アマちゃん」
[あまびえ]
「……」
[村人]
「旅の陰陽師どの、よそものよそもの、と。
曖昧にして悪かったね。」
[村人]
「こういう事情なわけで、
わしらはこうやっているしかないんだ。」
[村人]
「申し訳ないが……」
[緋桐]
「分かりました。
村の事情に立ち入る権利は、僕達にはありません。」
[村人]
「ありがとう」
//全消し
[あまびえ]
「アマ……この村の、一員だと思ってたのに」
[あまびえ]
「子供達が居ないことを……あんな簡単な嘘で疑問に思わなくなるなんて」
[澪]
「あまり……じぶん……せめない、で」
[あまびえ]
「アマは……アマは……」
//全消し
[緋桐]
「主くん、どうしましょうか?」
[緋桐]
「子供達が人質に取られているとなると、
僕達だけで討伐に行くのもはばかられます。」
[緋桐]
「……村人たちと一緒の所を見られていますから」
[緋桐]
「もしかすると、一度アカザの所に戻った方が良いかもしれません。」
[澪]
「わたし……つかれ……た。」
[緋桐]
「そうですね。僕もだいぶ疲れました。
今日はここに泊めてもらいましょう。」
//クエストクリア
//掛け合い1
[村人]
「たいへんじゃ! 起きてくだされ、陰陽師様!」
[緋桐]
「どうしたんですか?」
[村人]
「アマちゃんが……いなくなってしまったのです!」
[緋桐]
「ええ!?」
[村人:おばちゃん]
「小早川の所に行ってしまったんだよ!」
[村人:]
「昨日あれほど言ったのに……」
[村人:おばちゃん]
「アマちゃんの性格を考えたら分かるだろ……。
そういう娘なんだよ、あの娘は……。」
//全消し
[村人]
「陰陽師どの、不躾なお願いで申し訳ないが。
アマちゃんを探しに行ってくれないかね?」
[村人]
「きっと、子供達を助けに向かったと思うんじゃが」
[緋桐]
「分かりました。僕達が探しにいきます。」
[澪]
「……かんじる……まだ……ちかく」
[緋桐]
「行きましょう!」
//掛け合い2
[澪]
「こっちの……ほう」
[緋桐]
「……あ、澪さん!」
[妖]
「なんじゃ、こやつ!」
[緋桐]
「仕方ありません、いきますよ!」
//掛け合い3
[澪]
「ごめん……なさい」
[緋桐]
「……澪さんは集中すると、
周りが見えなくなってしまうようですね。」
[緋桐]
「澪さんが集中してる間は、
僕たちが周りで注意していましょう。」
//掛け合い4
[澪]
「あの……あやかし」
[緋桐]
「え? あの妖からあまびえさんの気配が……」
[緋桐]
「まさかと思いますが、食べられたとか」
[澪]
「(ふるふる……)」
[緋桐]
「違い、ますよね?」
//全消し
[妖]
「人間……! まさかとは思うが、斥候か!?」
[妖]
「小早川様に命じられ、村を処分するための軍勢を集めている矢先に……」
[緋桐]
「村を処分ですって!?」
[妖]
「貴様らはこの場で処分してくれる!」
//掛け合い5
[緋桐]
「いまの妖……
村を処分するとか言ってましたよね?」
[緋桐]
「それって……」
[澪]
「……あった。」
//ポップアップ(笛)
[緋桐]
「これは、あまびえさんの笛。」
[緋桐]
「やっぱり食べられてしまったのでは……」
[澪]
「……ちがう」
[澪]
「けはい……もうひとつ」
//クエストクリア
//掛け合い1
[緋桐]
「あまびえさん、本当に無事だと良いんですけど」
[澪]
「かんじる……つよく」
[澪]
「こっち」
//掛け合い2
[あまびえ]
「うう……ぐす」
[緋桐]
「あまびえさん!」
[あまびえ]
「ひえ! ……あ、(player)さん達。」
[緋桐]
「もう、心配しましたよ! ……無事で良かった。」
[澪]
「……これ」
//ポップアップ笛
[あまびえ]
「……あ、アマの笛です!」
[あまびえ]
「ここに来るまでに妖に追われて
……落としてしまってたんです。」
[あまびえ]
「よかった……ありがとうございます。」
[緋桐]
「あまびえさん、どうしてこんなところに?」
[あまびえ]
「アマ……少しでも村の人達の役に立ちたくて。」
[あまびえ]
「大事な事に気付かず……大事な物を落とす。
そんなアマですけど……なにか……」
[緋桐]
「だけど、あまびえさん……子供達が人質に。」
[あまびえ]
「わかってます! でも、アマ達戦っちゃいましたから、このままじゃすまないと思うんです!」
[あまびえ]
「それに、ここに来るまでに……
妖達が、村を処分するって。」
[緋桐]
「それは……私達も聞きました」
[あまびえ]
「だから、いましかないと思うんです。」
[あまびえ]
「いま……村が処分される前に。
子供達を助け、妖大名を討つしか……」
[あまびえ]
「だから、だからお願いします!
アマに、力を貸してください!」
//全消し
[緋桐]
「……どうしたらいんでしょうか、主くん?
何が最善か、よく考えなければ……」
[澪]
「……おも……う」
[緋桐]
「え?」
[澪]
「わたし……も……いまだと……思う」
[緋桐]
「澪さん……」
[緋桐]
「そうですね。弱気でいても何にもなりません。
行きましょう、主くん!」
[あまびえ]
「あの鳥居の後ろに、
洞窟への道が隠されているんです!」
[あまびえ]
「そこに子供達がいます!」
//掛け合い3
[妖]
「ほぅ、このワシの姿を見ても逃げ出さぬとは……
人間とはいえ、あっぱれな連中よ。」
[妖]
「しかし、この小早川の門……開くわけにはゆかぬ!」
[あまびえ]
「アマだって……負けるわけにはいきません!」
//掛け合い4
[緋桐]
「はぁはぁ……さすがに強敵でした」
[緋桐]
「もし、これに匹敵する妖が複数いたら……」
[あまびえ]
「大丈夫です! アマに考えがあります!」
[緋桐]
「え? それは……」
[あまびえ]
「皆さん経験済みですよ!」
//クエストクリア